2014年12月28日日曜日

武術と力学的な錯覚

こういうの個人的に面白いんだよな 

武術空手 - YouTube

www.youtube.com/watch?v=NRORn422zOY
2012/01/04 - アップロード元: manjigeri
The basic theme is that martial arts experts are experts in manipulating the brain. The boxer was ...

2014年12月25日木曜日

対戦って何?

対戦て何でしょう.大辞林によると,
敵味方が互いに戦うこと。
だそうです.さらに,戦いの結果まで視野に入れると,私見ですが,
2者が相互作用して勝敗を決すること
みたいに解釈できそうです.というわけで,対戦を考えようとすると,
対戦の結果であるところの,勝敗とは何か?
という問題に行き着きます.

で,考えてみると, 勝敗ってルールが無いと決まりませんね.例えば,柔道の捨て身技は,相撲では相手が飛ぶ前に負けです(ほんとかな?).(まあまあ,それはさておき)ようするに,勝敗=ルール,といっても過言ではない?

以上の考えを数理格闘学に導入してみます.

すると,平衡維持体どうしの「対戦」を考えるためには,それらの状態と勝敗を対応づけるルールが必要になります.

例えば,こんなのを論文では考えました.

 


結局,数理格闘学を考えようとすると,数理といいつつ,極めて人間臭いのが当たり前というか.ゲーム理論もそんな感じですよね「利得」あたりが. 

ちなみに,紹介記事では,
Here’s how mathematicians might define the sport of wrestling. A system composed of two mechanical agents coupled via mechanical actions such as contact and collision. The aim of the contest is for one agent to floor the other while maintaining its own balance. The rest is just show business.
みたいに書かれてて.最初ショービズかよ! って思ったけど,ある意味そこまで読み込んでくれたかと.変に納得しつつある今日このごろです.でも論文には書けないね :P

2014年12月24日水曜日

対戦格闘のモデル?

次のように考えられると思い込んじゃってます.

1.環境となる慣性系があって
2.そこに,ニュートンの法則に従う機械構造が2匹いて
3.各構造は自律的にバランスを維持している

こうした機械制御系を,仮に,平衡維持体と呼ぶことにします.
この平衡維持体は,

4.相手と機械的に相互作用できる(衝突,接触,結合,etc)
5.自らの平衡を維持しながら相手を倒すタスクを解こうとする

以上を満足する平衡維持体が作れたら,
そいつらは勝手に対戦格闘しだすんではないかと・・・
んで,作ってみたのが次のシミュレーションで.一応動くんじゃね?


2014年12月21日日曜日

数式テスト

$e^{i\pi}=-1$ \[ \int_0^{2\pi} \cos x \mathrm{d}x = 0 \tag{10}\]

「数理格闘学」はじめました

ラベルにある「数理格闘学」ですが,私の造語です.
数理生態学とか,数理経済学とか,数理○△学ってよくあるじゃないですか.
そういうノリで,相撲や柔道とか古武術とか,数理したら面白かろうと.

それで最近,ようやく論文をかきました.

紹介記事:
The Complex Mathematics of Robot Wrestling | MIT Technology Review:

でも,論文なんてそう頻繁に書けるわけじゃなし,ワンクッションほしいなと.
だったらブログ(日記)にして,思いつくまま,嘘八百並び立ててしまおう.
ということで,このエントリーです.